40畳の体感空間のある家2013/04/16 11:13

葛飾区高砂に完成した住宅です。街区内の旗竿敷地にあり隣の二世帯住宅と相まってフルメタルな外観は、雑然とした周囲の街並と異なり特異でありながらも嫌みなく存在感のある位相空間を呈しています。
リビングダイニングは実質30畳程ですが階段吹抜け部、和室と連続し40畳の空間が体感できます。
下記、YouTubeより動画をご覧いただけます。

「光と風の通る会所空間の家」動画配信12013/04/09 11:39

最近HPのリニューアルを始め作品を動画にて配信しようと試行錯誤しています。
やはり動画ではYouTubeが安定しているので使ってます。その一例です!
街区内の2棟建ての3階建て住宅です。一般に街区内は空地が多く周囲の建物に光と風を供給していました。この2棟の住宅は庭を中庭的に共有することで以前のように隣地へ光と風を供与し、自らの住宅も四方から光が入り風が通り抜けます。2階側面に突出している小屋?ハト小屋ではありません!洗濯物干場が象徴的に語っています。2011完成 
””下記のYouTubeよりお願いします!!

T's邸1年検査2012/07/10 20:59

先日、T1邸、T2邸の1年検査にいってきました。
竣工から早、1年。あっという間に時が過ぎ、ブログ更新も半年となりました。
さらに、忙しさにかまけ、T邸の竣工写真もホームページに公開するのも忘れてた次第です。
下記に公開しました。他の写真も楽しめますよ。

住まいはきれいに使っていただいて、「家にいない時間がもったいない」と施主の住まいを大切に思う気持ちが建築家冥利に尽きます。
まして、できた施主(後輩)は1年検査用の報告書を作っていただいて、良いところ悪いところ、不備な点。あーすればよかった、こうすれば良かった点。99%は満足と、、、
今後の設計の参考としたいと思います。
建具の不具合等、対処対応できることは施工者にお願い。
検査と言いながらご様子伺い。いつものごとく夕食をごちそうになりました。
オープンキッチンでの二人の連携は完璧!
七夕の日。あいにくの雨。彦星と織姫の出会いはお預けでしたが、すてきな一夜となりました。

オープンハウスのご案内ーT1邸ー葛飾区高砂2011/07/04 23:40

案内状
昨年10月より工事を始めていた葛飾区高砂の二世帯住宅がT2邸に引き続き完成します。
施工者でもある施主のご厚意により7月9日にオープンハウスを行うこととなりました。

ガルバリウム鋼板やアルミ格子・ルーバー、FRPグレーチングなどのフルメタリックな外観。

木の質感を活かした落ちついた内部空間。

四角なコンパクトな平面構成ながらあちこちに半屋外的なテラスやバルコニーがあり、
屋内との連続感を図り広がりのある内部空間となっています。

近くに柴又帝釈天もありますので休日の下町散歩のついででもお立ち寄り下されば幸いです。

私は終日おりますので、お声をかけて頂ければご案内できるかと思います。

尚、ご自由にご来場下さい。お問い合わせは弊社HPの問い合わせメールか本BLOGのコメント欄にてお願いいたします。当日の連絡先など返信いたします。

オープンハウスのご来場ありがとうございました2011/06/13 10:55

土曜、日曜とオープンハウスを行いました。
事前天気予報では、両日とも雨の予報でしたが、
晴れ男効果か?能天気か?オープンの間は雨上がりのそこそこの天気でした。
ご来場の皆さんありがとうございました。
出来た施主で、ご近所のマンションに1000枚ほどの案内状を配っていただき、
その効果もあってか、一般の来場者が少ない昨今のオープンハウスですが、
総勢40名ほどのご来場がありました。
半分程度は大学関係や友人の皆さんでしたが?
階段から2階リビングダイニングへ
明るく開放的な玄関―階段―リビングダイニングです。
曇りながらも照明がなくても明るい屋内です。照明はつけてますが?””
リビングダイニング
左の和室、右の階段、吹き抜け部を含めて40畳の空間は、ご来場の皆さんからも感動いただいておりました。
中央キッチンはほぼ特注扱いのTOTOのクリスタルカウンター。
料理が得意なご主人の希望。家族全員で料理ができるキッチンスタジアム!
施主のご近所さん
和室、床の間壁。施主の素敵なご近所さんにモデルになっていただきました。
ご協力ありがとうございました。
そして、メタルな壁はガルバリューム鋼鈑。溝部分に強化ガラスの棚を差し込んだデザイン。
棚を取り外したり、移動したりレイアウト自由なオリジナルデザインです。

事務所検査?本日からオープンハウスです2011/06/11 08:34

昨日、私の誕生日でした。
今更、どうでもよい誕生日ですが、娘が仕事休みだったので家の近くの千葉市中央市場の食堂に行ってきました。
千葉の現場の折、何度か昼食に寄ってはいましたが、気になっていた食堂に初チャレンジ。
いつもお客でいっぱいでしたから、少々早めに!!!
海鮮丼、いくらでしょう?
さて、魚がてんこ盛りの海鮮丼!!!
さて、いくらでしょう?
ちなみに夜、西船のジャズバーの常連にも聞いてみましたが、だれ一人当たりませんでした。
なんと、1000円です。感動は当然として、、、
正直、ボリュームもすごく、寿司飯を少々残しました!””
娘とランチ
娘は限定20食のビックリ丼。
カニ、ウニが加わった海鮮丼のバージョンアップ。
さて、いくらでしょう?
なんと、同じく1000円。
海沿いの観光地での地物の食堂での一食も、、、、近くでのこの一食、、、、、感動でした。
ちなみに、中華料理の店「長谷川」です。
あなどれない!中華料理店!
エントランス部外観
それから、本日からオープンハウスの事務所検査に娘も秘書?として同行。
少々検査が甘くなったかも?

オープンハウスのご案内 ---葛飾区高砂---T2邸2011/06/04 11:00

オープンハウス案内状
昨年10月より工事を始めていた葛飾区高砂の住宅が完成します。
大学・研究室の後輩でもある施主のご厚意により6月11日、12日とオープンハウスを行うこととなりました。

ガルバリウム鋼板やアルミ格子・ルーバー、FRPグレーチングなどのフルメタリックな外観。

2階リビングダイニングと連なる37畳の勾配天井のある空間は一見の価値がありますよ。

隣の竣工前工事中の後輩兄宅、二世帯3階建て住宅も一部見学できます。

近くに柴又帝釈天もありますので休日の下町散歩のついででもお立ち寄り下されば幸いです。

私は案内状の時間帯は終日おりますので、お声をかけて頂ければご案内できるかと思います。

尚、ご自由にご来場下さい。お問い合わせは本BLOGのコメント欄か、弊社HPの問い合わせメールにてお願いいたします。当日の連絡先など返信いたします。

基礎配筋検査2_アンカーボルト_2011/02/03 21:50

本日、アンカーボルトの検査に行ってきました。
アンカーボルトは基礎と土台(上物)を繋げる重要な部分です。
阪神淡路大震災の現場でも新築なのに上物と基礎がずれたケースを多く見かけました。
おそらくアンカーの不足、不適切な配置のことと判断しています。
ホールダウンアンカー
アンカーにも通常の土台との結束のものと、地震時に建物が転ばないように引き抜きに関して耐えるホールダウンアンカーがあります。
写真の角部、柱と基礎を繋げるものです。一般には通し柱、建物のコーナー、引き抜きが想定される部分に設置します。
通常のアンカー(写真下、中央部)は、ホールダウンの脇、耐力壁・筋違柱脇が基本で、その他1間ピッチで挿入しています(フラット35基準では、2階建て2.7mピッチ、3階建て2mピッチですが安全側に!)。2棟とも100本弱程度となりました。
木造にしては必要以上に多すぎかと思いますが?法基準は基準ですかね?
ちなみに、黄色い花みたいなものは、基礎の高さを計るレベラーです。以前は磁石などで高さの目安としていましたが、進化していますね。
鋼製型枠の建込
近年、鋼製型枠が主流です。以前は合板の型枠でしたが、精度と合理性、汎用性を重視してのことだと思います。型枠のバレ(膨らんだり)もなく、安定しています。

明日、コンクリート打ちとなります。

基礎配筋検査2011/02/02 11:28

住宅の基礎配筋検査は、昨年10月1日より施行された「住宅瑕疵担保履行法」により、保険会社の検査が義務付けられました。
一般には保険会社との提携の確認審査機関が検査を行います。
「住宅金融支援機構」のフラット35等の検査も同時に行えます。(同時だと検査費は割引になります)

以前は施工者チェック、設計事務所チェックだけでしたが、現在はトリプルチェックとなり施主はより安心かと思います。
とは言え、第三者機関のチェックは設計事務所が入っている場合は本当に必要かは疑問です。検査費用もかかるし、、、、?設計事務所チェックがあれば十分とも思われますが?
設計施工の場合やハウスメーカの場合は必要だと思いますがね?
3階建ての配筋
写真は木造3階建ての基礎配筋です。
2階建てよりしっかりした配筋となっています。
耐圧盤はダブル配筋(2階建てはシングル配筋が多いですが)、主筋も16φとなっています。
配筋部分写真
立ち上がり筋の(基礎の壁部分)上下にはフック(U型に曲げたもの)をつけています。
一般に住宅の場合は、フックなしが多いですし、フックが必要かどうかは構造設計者によっても見解が異なります。
基準法的には鉄筋がバレずに、結束されていれば問題ありません。コンクリートとの定着により強度を保つものですから、
しかし、構造設計者によれば「コンクリート造、鉄骨造の配筋はフックが必要なのに、木造は不要というのもおかしいし、、」とか、
「フックはせいぜい現場で引っかけてケガをしないため程度の役割、、、」とか、です。
まー3階建ては構造設計も行っているし、より安全を見ていますので、、、

木造住宅の場合配筋は、ほとんど現場組み立てが多いのですが、今回、立ち上がり部分は工場にて溶接組立でしたので、とってもきれいな配筋となっています。

明日、アンカーボルト(基礎と土台をつなげるもの)の検査を行い、後日コンクリート打ちとなります。

ショールーム見学2011/01/25 17:50

TOTO新宿ショールーム
先日、日曜日に住設機器のショールーム見学に行ってきました。
午前中に一家族、午後に一家族と終日滞在でした。

クライアントとのショールーム見学(初回)は、基本設計段階にイメージを共有するためにいろんなメーカーのショールームを訪れます。
この段階は、あくまでクライアントのキッチンやお風呂などのご要望やイメージをお聞きするもので、一通りラフに見て回ります。

その後、プレゼン、打ち合わせによりイメージをリアルにメーカーや仕様を決めます。
ただ、あくまで見積もり上の仮決定段階です。

今回は納品前の仕様確認のショールーム訪問(2回)は、集中しなければ決めれられないし、時間も要します。
クライアントもエネルギーを使うものです。

とは言え今回は、両家族とも何度か訪れており、イメージもお持ちでした。納得の行くご選択、ご決定だつたかと思われます。

再度、キッチン等はある程度建物の空間ができてから、最終納品発注の前までは色決め等の変更は可能ですので、再度、ショールームにて確認(3回が最低ですが?実際はクライアントは数度?お付き合いも数回?もありますが?)!

なかなか一般的には屋内空間の中の住設機器のイメージはつきづらいものです。
模型やパースなどやインテリアのイメージのプレゼンなどでご提案しますが?やはり建物の空間がある程度見えなければと、、、ぎりぎりまでクライアントのご要望を反映します。

クライアントの趣向性も大切ですが、住空間は生活すると多くの生活物が出て色が付きます。クライアントの趣向も変化します。
そんなことからも経験的にもシンプルな飽きのこないモノトーン(白っぽい)カラーを進めるケースが多いです。(こだわりの素材感、カラーがある場合は、それをモチーフにインテリア空間も提案します。)

大切なのは(生活)空間であって住設機器はさりげなく飽きのこない存在として存在することだと考えています。

住設選択も適宜適切に決めて行かないと、一般にはしんどいエネルギーを使うことになります。設計事務所はいつもそばで適宜適切にアドバイスをします。負担なくスムーズに決まるものですよ。