木造住宅の在来工法と金物工法2010/05/18 00:40

最近、専門の話が少なくなってました?””
時系列で、クライアントとのやり取りはデリケートなため控えていました。
と、イベントがらみしか、書き込めなくなってました。

専門経験と一般論に帰して少し書き込みます。

木造住宅は、大きく、木造在来工法住宅と、ツーバイフォー住宅があります。

ツーバイはおいといて、在来の話です。
(語れば長くなりますが、風土に馴染んだ工法が適切かとも!)

近年、耐震的に在来工法での金物補強が建築基準法の告示で義務づけられています。

主に柱と梁のジョイント部の接合方法です。
かつては凹凸の木組みで組み合わせていました。
在来に信頼性は無限(時系列の解析検証)と不確かから?

合理的な(実験や数値判断)から金物補強が前提となっています。

現在の建物は、結果、羽子板ボルト等金物が露出し、インテリアとしての露出部(屋内で見える部分)は嫌みな存在となります。

工法(耐震)の安定性と施工的合理性と意匠性を求めたバランスとして金物工法があります。(露出部も目立たない収まりとなっています)

金物工法も各種メーカーなど様々な工法を持っています。
ほとんどが、プレカットメーカー(木材の加工)の仕様、供給となります。

現時、前提として金物仕様が義務づけられている限り、トータルに金物工法が合理的に有効だと判断しています。
しかしながら、在来の職人の伝統的技術も傍らにあると思っていますが?(コスト的にも一般住宅では奇特な存在となりそうです。)

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://atelier-f.asablo.jp/blog/2010/05/18/5093310/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。